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ロンブー田村淳さんがeスポーツに参入 ~「吉本をぶっ潰す(笑)」

先日、eスポーツに関する記事を書きましたが、タイミング良く、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんがeスポーツチームの応援サポーターに就任した、というニュースが入りました。

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2月6日、田村さんは自身がアメリカ・カリフォルニアに設立し取締役を務める「Be Blue Ventures」が、プロジェクトの一環として、eスポーツチーム「BBV Tokyo」を起ち上げることを発表し、ユニフォーム姿で記者会見に臨みました。

bbvtokyo.com

「BBV Tokyo」は2019年2月現在10名の選手を擁し、スポーツゲーム選手・アクションゲーム選手・シューティング選手の3部門に渡って国内リーグや世界大会への参加を予定しているとのこと。

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(左から)夏山いちか選手、応援サポーターの田村淳さん、あいちぇん選手

田村さんが所属する吉本興業も、2018年3月から、プロチーム「よしもとゲーミング」を運営していますが、

吉本興業もeスポーツチームを作っているけど、僕は外から会社を立ち上げて吉本をぶっ潰してやろうと思って」

 と冗談雑じりに語る田村さん。

彼はeスポーツについてどのように考えているのでしょうか。

僕は運動神経は全然ないんですけど、鉄拳(というゲーム)では相手をボッコボコにしますから...(笑)。

なので、運動神経に自信がないなと思う人も、eスポーツだと自分の力を発揮できることがあるんで、そういう人にもどんどん参加してもらいたいですね。

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鉄拳7」のゲーム画面

と、やはり新たな可能性を感じているようです。

ただ、日本での普及については、賭博法や風営法などの法改正が必要と言い、「賞金額が上がっていけば、おのずと日本国内の選手ももっと力を入れるでしょうし、海外からも有名選手がやってくると思う」と言っています。

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田村さんは、自分の知名度やキャラクターを巧く使っているな、と思います。

かつて手塚治虫が、自分が医学博士であるという“権威”を利用してマンガやマンガ家の地位向上に努めたことと重なってきます。

中身のない「タレント議員」は有害ですが、ゲーマーで練習も欠かさない「タレントゲーマー」は、eスポーツ発展の鍵を握ると思います。
最後に、田村さんの公式コメントを紹介して、締めさせていただきます。

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eスポーツは誰もが参加できる競技として、これからも沢山の人たちに勇気や夢を与えられるものだと思います。
障がいをお持ち方や、運動や勉強が苦手で悩んでいる子供達にも自分を表現する選択肢としてこの競技が多くの人に応援してもらえるよう、自分自身も取締役として参加しながらこのチームを全力で応援していきたいと思っています。

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